✐地域とともに学ぶ「ときわ学」4

地域に働きかける

「ときわ学」について主な活動

1年 ときわ公園彫刻清掃、動物園かんきょう会議、地域の課題を考える

2年 ときわエネルギー学習、地域の課題提案をする

3年 他地域から学ぶ(修学旅行)、提案を地域に働きかける

【1時間目】

今回は常盤中学校3年生180人からの提案「夏まつりでプラスチックごみを削減することはできないか」(公用車2台分のごみをどれだけ減らせるか)を恩田地区の夏まつりで働きかけができないか一緒に考えていきます。実際に呼びかけにどれだけの人が応えてくれたのか、夏まつり当日入口にてアンケートを実施します。

実施日:令和6年5月23日(木)14:25~15:15

■昨年の振り返りと今年のときわ学について 常盤中学校教諭 橋森あかり

↓昨年の冬まつりでの取り組み:容器分別コーナーにて、プラスチックスマート(プラスチックと賢く付き合っていく取組)なエコなお祭りのためのアンケートを行いました。

今回の取組に関わってくださる方々、恩田地区のこと、夏まつりのことを知ろう

■地域コミュニティの大切さ  恩田ふれあいセンター館長 武田尚文

原始時代の地域 生きていくために近所(地域)のみんなで協力(個人や家族だけじゃできないこと)

地域コミュニティって何だろう?

中学校区>小学校区>自治会>ご近所

*日々の暮らしをより良いものにする基盤です

*住民の信頼関係や共同意識を生み出します

このまちに住んでて良かった!

■おんだ地区の紹介 恩田地域づくり協議会会長 真宅宣昭

□おんだにまつわるクイズを織り交ぜながらお話されました。

1 恩田運動公園プール跡地は何になるでしょうか

2 恩田の人口は何人でしょうか

3 夏まつりに来たことがある人?夏まつりにはどのくらいの人が集まるでしょうか?

4 自分の自治会が何区かわかる人?

5 地域の情報誌「恩田だより」を見たことがある人?

今日の夜の第一回夏まつり実行委員会では、皆さんが制作してくれた出店者へのお願い(脱プラスチック容器の使用)の動画を見てもらう予定です。一緒に夏まつりを盛り上げましょう!期待しています。

■地域の人の思いとボランティアの呼びかけ 恩田ふれあいセンター地域職員 桑田晶子

□昨年の夏まつりの動画を視聴

人によって見ているものは同じだけど見えているものが違ってきます。その差はどこででるのか。「深く知っていること・視点を変えること・様々な視点をもつこと」でかわってきます。まつりに出店している地域の人は、利益を自分の為でなく地域に還元してくださっています。そんな視点を持って動画を見ていただけたらと思います。

□よびかけ方法 目標を来場者・出店者に「マイはしの持参・ごみ分別」の意義や重要性を動画やチラシを制作することを通じて伝えることとする。1組から5組までさまざまな参加者のターゲット層にあった形で自分たちの思いを伝える。

□ボランティア募集 マイはしマイスプーン持参アンケート、ゴミ分別の意義や重要性をパネル展示、ペットボトルの水平リサイクル(令和6年4月から)までできるか→CO2の排出量の削減に貢献

こんな取り組みができるのは常盤中生だけ!

伝えたいこと(環境にやさしいお祭り・できることからはじめよう・マイはしを持参してほしい)

目標①フライヤーを作る!②動画を作る!

フライヤー班(期限:7月5日完成後印刷をめざす)

各クラス代表による運命のくじ引き1~5組まで5種類の対象者別のフライヤーを制作します。

①子ども向け(恩田・岬小学校)1000枚 終業式までに配布

②親子連れ(聖和幼稚園・恩田幼稚園・こぐま保育園など)1000枚

③中学生(校内)1000枚 終業式までに配布

④一般〖恩田だより8月号裏面〗5500枚 8/3開催なので月末配布の広報便で周知ができるか。各家庭への配布をはやめにしていただくことを自治会長さんにお願いする。

⑤外国人向け(多世代センター、市役所、大学などを通じて)1000枚

動画班

恩田ふれあいセンターのロビーで流す(各クラス15秒から1分程度)マイはしやゴミの分別の呼びかけ

【2時間目】総合学習の時間(各クラス)(制作は昼休みを利用して生徒の皆さんが主体的に取り組んでくれました)

・キャッチコピーを考える

・各クラスのグループで内容や雰囲気を協議

・動画班は出演者、音、バックミュージック、効果音の検討

・チラシ班は、イラストや写真の配置、雰囲気の検討

【3時間目】

みんなだからやれることがある。中学生が伝えたら、みんなに響く

実施日:令和6年6月20日(木)14:25~15:15

フライヤーや動画に関する情報の整理、アドバイス。恩田地域づくり協議会、恩田ふれあいセンターと情報共有。

下記取り組みを宇部市長と常盤中生でSDGsの取組を推進していく(環境)宣言をしてはどうだろうか。

私たち常中生はプラスチックの削減を目標に去年から活動を続けています。地域の人たちと話し合った結果、夏まつりではマイはしマイスプーンの持参を呼びかけて使用するプラスチックの量を減らしていこうという考えになりました。

【4時間目】

各クラス代表と最終調整/振り返り

実施日:令和6年7月18日(木)10時~12時

↓できあがったフライヤー、ポスターを前に記念撮影

↓恩田ふれあいセンター前にも掲示、動画はロビーのモニターで放映。

生徒の感想

フライヤー

新良歩未「新しいちょうせんで、はじめてのことばかりだったけど、ALTの先生や橋森先生の手伝いもあってなんとか作りあげることができました。どのようにすれば相手に伝わるか、相手がまいはしを持ってきやすくなるか、考えることはたくさんあって大変でした。1番最初のデザインから、クラスのみんなの意見やふれあいセンターの方の意見もとりいれるとまったく雰囲気の違うデザインになりました。新しいことばかりだったけど、自分の中でいい経験になりました。」

動画

石野直輝「動画を見る人が楽しく見れるように効果音を自分で言ったり、はっきり話すことを気をつけた。僕がペットボトルをつぶすとき、たくさんの人に見られてはずかしかったです。動画をとる前はうまくとれるか心配だったけど、みんなで台本を考えたり、何回もとり直すうちに、だんだん楽しくなって、うまくとれてうれしかったです。この動画を見た人が、おまつりでマイはしを持ってきたり、ゴミを小さくして分別してくれるようになってほしいです。

地域とともに学ぶ「ときわ学」1:地域とともに学ぶときわ学への挑戦(常盤中学校校長 松岡千鶴)は、こちらから

地域とともに学ぶ「ときわ学」2:ときわ学を支える関係機関(SDGSワークス、宇部市役所環境政策課)は、こちらから

地域とともに学ぶ「ときわ学」3:地域とともに学ぶときわ学への挑戦(常盤中学校 教諭 岡本大介)は、こちらから

PAGE TOP