🖌3/10 ときわ学(常盤中美術部:ウィンドウアート編3)

未来に繋げる

ときわ学とは:令和4年度から、社会教育推進委員会主体で、常盤中学校区の子どもたちと一緒に未来づくりに繋がることを始めました。令和4年11月には、ふるさとコンバニオンの会の上田純二氏に、常盤湖の歴史について講演をしていただきました。そして今回、平山講師のご指導のもと、常盤中美術部の子どもたちが、宇部市の過去と現在・未来をテーマに、300年後の未来も輝いているふるさとのビジョンをイメージして、山口銀行の窓にウィンドウアートで表現します。

3月26日のウィンドウアートに向けて、第3回目の打ち合わせを行いました。2月15日に行った第1回目打ち合わせの様子はこちらから。3月6日に行った第2回目打ち合わせの様子はこちらから。

日時:令和5年3月10日(金)16:20~17:20

場所:宇部市立常盤中学校 美術室

講師:平山 悟氏(一級建築士事務所 アトリエ エス・エイチ主宰、第29回UBEビエンナーレ市民賞・山口銀行賞受賞)

出席者:美術部9人、石原先生(顧問)、桑田(恩田地域づくり協議会事務局)

炭都・宇部の歴史と未来をデザインして、山口銀行の窓に絵画としてそれを表現したらどうでしょうか?

第3回目は、はじめに作品のコンセプトについて、平山講師からお話がありました。

お話のあと、道上部長から、下絵の担当の割り振りを伝えられ、1時間めいっぱい描きました。飯田さんと竹内さんは、昨日ときわ公園内石炭記念館や展望台に行ってきました。展望台から常盤湖や宇部の街並みを一望し、常盤中や空港近くの自宅がくっきりと見えたとのこと。また、海底炭坑の様子を伝えるモデル坑道で、採掘の様子を目に焼き付けその姿を描きました。皆それぞれ担当の場所の下絵と「じぶんの視点」で未来の部分を交代で描きましたが、未来を描くのに苦心しているところです。この絵はどうなるんだろう?という楽しみを残して、3月14日(火)に最後の4回目打ち合わせを行います。平山講師から生徒の皆さんに大切にしてほしいことは、3月26日の本番までアイデアを練って、何かを考えたり思いついて描くこと。本番は、卒業生2人が応援にかけつけてくれます。”後輩たちけっこうやるやん”と、あっと驚かせたいね!この絵を見てくださる山銀にいらした方々にもすごいと思っていただけると幸いです。このブログを読んでくださってる方へ~3月26日(日)午前中の制作風景を見に来られませんか?

下絵分担

工場(高橋、宮村)、煙(田中、吉村)、炭坑(飯田、竹内)、海(片山、栗田、道上)、船(桒畑、丸山)

生徒感想

昔の船をタブレットで調べて描きました。船の絵は、いつも小学生の弟が描いていて、自分が描くのは初めてです。船の構造がよくわからなくて苦労しましたが、石炭を運んでいる船をイメージしました。船はいい状態ではないし、海もそう。暗くしたら簡単だけど、いい状態じゃないことを綺麗に描けるか調節が難しい。(丸山)

全体のバランスをとりながら工場のシルエットを描くのに何回も書き直しました(何色にするのか考える宿題が出ました)。未来の場面では、ロボットが子どもたちに牛乳を運んでいる絵をいい感じに描けました。(宮村)

【おまけ】色のもたらす効果(打ち合わせに参加した生徒さんに向けて情報共有)

↓60年以上前のセーラー服が灰で真っ黒になっていた時代を、色でイメージして比較してみました。

↓思いのほかキットパスは明るい色味なので、暖かみのある暗い色を出すには工夫が必要なようです。昔の工場・船を描く際にモノトーンとセピア色、陰影を上手く使えるといいですね。いっそ明るい色味を活かして描くのもありでしょうか。

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