🏫『ときわ学』開催(恩田地区社会教育研修会)

地域の課題に対する私たちの提案

日時:令和5年11月25日(土)10:00~11:40

場所:恩田小学校体育館

主催:恩田地区社会教育推進委員会

共催:恩田地域づくり協議会

参加者:常盤中学校生徒(発表者11名)、地域住民、山口大学教職大学院生(ファシリテーター)他

「ときわ学」とは、”地域の良さを学び”、”地域の課題を見いだし”、”課題解決を考える”探究的な学びであり、地域を愛する子どもを育てることを目的としています。本日は、常盤中学校の生徒11名が、”防災・災害班”、”スポーツ・運動班”、”環境班”の3つに分かれ、プレゼンテーションが行われました。その後、生徒と地域住民と山口大学教職員大学大学院生(ファシリテーター)が9つのグループに分かれ、幅広い年代で課題解決のディスカッションが行われました。

↓「ときわ学」を指導された常盤中学校の岡本教諭から、「ときわ学」の紹介

↓本日発表してくれる11名の常盤中学校の生徒です

〇防災・災害班発表(災害に備え、ハザードマップの認知度を高めるために)

〇スポーツ・運動班発表(快適にスポーツをするために)

〇環境班発表(海洋プラスチックごみを減らそう!)

↓発表後のディスカッション(冷え込む体育館が、徐々に熱を帯びてきます)

↓来賓の山口大学松田教授より、講評をいただきました

閉会のことば 恩田地区社会教育推進委員会 石川悦子会長

令和4年度の社会教育推進委員会で、常盤中学校が「ときわ学」という自ら地域課題を見つけて解決案を模索し地域貢献につなげる形の学びを行うと聞きました。令和5年度に初の発表を行うとのことで、それを社会教育研修会でやっていただくことになりました。その学びを進めているのは、2年間山口大学教職大学院で学んでおられる岡本大介先生で、当日の発表とワールドカフェスタイルのグループディスカッションのファシリテーターは、岡本先生と一緒に学んでいる教職大学院生が務めることになりました。中学生と地域と大学院生がともに語り合うことで、何が生まれるのかわくわくししながら今日を迎えました。中学生の発表も的確で素晴らしく、ワールドカフェでは中学生の問いに地域のみなさんが活発に応えておられました。目の前にこのように成長した中学生の姿を見ることができて、ほんとうに嬉しく幸せでした。中学生の提案を即地域活動に活かしていきたいと思います。
社会教育推進委員会は、地域学校協働活動推進本部を兼ねています。これは、地域と学校が連携して小中学生の健やかな成長を応援する取組を担うということです。今日の「ときわ学」研修会は、子どもを中心とした地域づくりを続けてきた私たちにとって、一つの実りを見せていただき、さらに種まきや苗育てをする希望を与えてくれました。この場を作り出し参加されたすべての皆さんに対して、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

【閉会後】

宇部市や地域への提案をしっかり発表し、グループでの討論も頑張っていました。宇部市のときわ通りの未来のジオラマを手にした常中生。これからも、ドラマチックな場面、自然風景、日常の何気ない気づきにアンテナをはって、未来のストーリーを描いて日々がんばれ~‼

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