🚌サンライズクリーン(岩国市)を訪ねて(環境衛生連合会恩田支部)

最新設備の見学

日時:令和4年10月7日(金)

視察研修場所:岩国市サンライズクリーンセンター

参加者:衛生部長・ごみ減量等推進委員11名(事務局1名)

令和4年10月7日、環衛連恩田支部は、3年ぶりの地区外研修として、岩国市のごみ焼却施設『サンライズクリーンセンター』を訪問しました。出発時はあいにくの小雨でしたが、午後からは晴れるとの天気予報を期待して、バスで出発しました。岩国までは高速を使っても約2時間かかります。この時間を利用して、最近の話題やごみ処理の問題などを、クイズ形式で行いました。少し問題が難しかったかもしれません、正解率は約60%でした。昼食時に成績発表を行い、成績順に景品を取ってもらいました。

岩国市の『サンライズクリーンセンター』は、令和元年に完工されたごみ焼却処理施設で、建設費175億円もかけた立派なものです。焼却方法は、3段階燃焼のストーカ式を採用し完全に燃焼させるもので、有害なばいじん、排ガス、臭気などを場外に出さない周辺環境に配慮したゴミ焼却施設です。最新設備なので、ゴミの搬入から焼却灰の搬出まで、系内は陰圧になっており、近づいてもごみの匂いがしません。また、見学通路も工夫されていて、途中、岩国市の全景や岩国城が見渡せるようになっていました。見学者の中で一番多いのは小学生で、岩国市内の小学4年生は必ず見学するようになっているとのことでした。

宇部市にも立派なごみ焼却設備があります。焼却方法は、ごみと砂を混合して燃焼させる流動床式を採用しており、電熱効率が高く、含水率の高いごみに向いているといわれています。建設完工は平成15年とすでに20年を経過しており、設備の補修に追われている状況です。処理能力はわずかながら岩国市よりも勝っていますが、建設費は110億円と安く、やはり見劣りします。

環境衛生連合会恩田支部 岡﨑 弘志

環衛連恩田支部長渾身のクイズ紹介(抜粋)

あなたは、何問解けるかな。

【問題】

1.令和2年度の宇部市民一人一日当たりのゴミの排出量は?

  ①840g ②901g ③979g

2.令和2年度の宇部市ゴミ処理経費の総額は(減価償却費含む)?

  ①6.4億円 ②13.6億円 ③20.5億円

3.”ゴルフボール”のごみの分別は?

  ①月1回の燃やせるごみ ②月、水、金の燃やせるごみ ③月1回の燃やせないゴミ

4.ごみの分別、宇部市では家庭ごみを何種類に分別するように指導しているか?

  ①4種類 ②9種類 ③14種類

5.”包丁”のごみの分別は?

  ①危険物 ②宇部市では収集していない ③月1回の燃やせないゴミ

【回答】

1(③)2(③)3(①)4(②)5(③)

【感想】

『ふぅ~ん、そうなん』と思ったのが、ゴルフボールについての岡﨑支部長の解説。ゴルフボールは、小さいですが非常に硬いので、燃やせないごみと思われる方もいますが、材質はゴムなので月1回の燃やせるごみに該当します。ピンポン玉からサッカーボールまで、ボール類はすべて月1回の燃やせるごみになります。ただし、ボーリングの球は燃えにくく重いこともあって、市では収集していません。買ったところで引き取ってもらってくださいね。

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