📒認知症を学び地域で支えよう2(安心安全見守りネットワーク推進協議会)

何か特別のことをするのではない、あたたかく見守る、どんなことができるか考えてみませんか?

日時:令和4年7月4日(月)10:30~12:00

場所:恩田ふれあいセンター2階会議室

主催:恩田地区安心安全見守りネットワーク推進協議会/共催:恩田地域づくり協議会

講師:宇部市南部第1地域包括支援センター センター長:田邉 順子氏、保健師:川村 恭子氏、宇部市地域支援チーム(保健師:髙橋)

参加者23名、講師・スタッフ3名

目的:恩田地区健康づくりプランに位置付けられた「認知症の人を支えよう」の取り組みの一環として、「①地域の認知症に対する意識を高める」 「②認知症サポーターが増え地域で認知症の人を支える地域づくりが整う」 ことを目的とした学習会(全5回)を開催します。学習会は全日程に参加できなくても希望の回のみの参加も可能です。

*次回は9月5日(月)10:30~12:00

学習のはじめに…宇部市健康福祉部 高齢者総合支援課 高齢者支援係 主査(保健師)藤井 晃子氏より、宇部市の認知症学習会の取り組みついて説明があり、学習会がスタート!山口県の高齢化率はなんと全国4位、宇部市は山口県の中(18市町村)でも15位と高齢化率は低いほうです。とはいえ、町なかで不安そうにしている人を見かけたら、あなたはどうしますか?正解は、「前から優しく声をかける」です。とても勇気がいることですね。6月には、職場(スーパーや金融機関など)でお年寄りが小銭を出すときに時間がかかる、ごみステーションできちんと分別できていたご近所さんができなくなってきたことに気が付いた、そんな時の適切な対応や声掛けを学びました。7月はグループに分かれて、様々なタイプの認知症の方への実際の声かけ模擬体験を行いました。

★最初の声かけの例

こんにちは、暑くなりましたね/どこへ行かれますか?/私はすぐそこの〇〇ですが、どこからいらっしゃいましたか?/お困りではないですか?/何かお手伝いしましょうか?/ご家族はお出かけされたことをご存じですか?

 

★具体的な対応の例

ゆっくり近づいて、相手の視野に入ってから目線を合わせて話しかける。ひとつずつ話しかける。

*声をかけても上手くいかない場合は、いったん離れて間をおく、または近所の人に連絡し、助けをもとめましょう。

★声かけの判断のポイント

あてがないように、とぼとぼ歩いている/きょろきょろ辺りを見回している/同じところを何度も歩いている/身なりが整っていない

参加者感想

・体験(経験)したら、気軽に声がかけられそうです。

・模擬体験で色々な声かけについて知ることができたが、実際にその場に出くわした時に実践できるかどうか不安もある。

・認知症模擬体験での学び、「大丈夫」という言葉、目を見てゆっくり話すことが大切。

・声はかけられるけど、対応はむずかしいと思う。やはり最終的には110番する?

・大変良かった。こうした研修会は今後とも広くやったらと思う。

・7月28日のプレミアム講演会を受講しようと思ってます。

・良かった。いろんな症状があるんだなと分かった。

・宇部市の具体的な支援(家族に対して)について知りたいです。

・今のこの時期での外での対応は細心の注意が必要だとわかりました。

・声かけのタイミングを少し学んだように思います。

・知らないより、知ってる方が絶対いいと思うのでいろいろ勉強をしたいです。姑を7年間介護しました。「心」が大事だったと反省しました。

↓受講者に配られたステッカー

数年前には、オレンジリングが配られていました。時を重ねて、繰り返し学ぶことも大切だなと思いました。このブログを読んだ地域の方が、認知症のよき理解者になってくださるよう、勉強した内容・感想は回覧板でもお知らせしていく予定です。

次回のご案内

時間は10:30~12:00/場所は恩田ふれあいセンター2階会議室

お気軽にお越しください。

困った時の福祉の相談窓口、恩田担当:南部第1地域包括支援センターのチラシはこちらから

PAGE TOP