UBESHI HISTORY(御籠道編)by 子ども委員会

お宝発見ウォーキング

日時:10月31日(日)9時 ときわ公園正面をスタート

参加者:18人(宇部高校と中央高校の生徒10人含む)

ガイド:上田純二さん(宇部郷土史研究家、ふるさとコンパニオン、恩田在住)

今日のコース:本土手から御籠道を通って床波へ(元禄14年に常盤池が完成し本土手荒手にかかる石橋ができたために新しく生まれた床波までの昔の道を探索)

てくてく資料として、古地図を上田さんに提供いただきました。最初に、飛び上がり地蔵尊の由来の説明を受けました。そこから見える湖面が、築堤前は固い蛇紋岩の岩盤のV字谷で、そこに石を積み、土で固めて台形の土手を築き、雨水と黒岩からの湧き水を貯めて灌漑用ダム(=常盤湖)を作ったそうです。本土手とセットで、雨天時増水した時に堤の決壊を防ぐ荒手が築かれました。荒手は硬い岩盤をノミで掘って作ったとのことです。その荒手にかかる石橋を当時の福原の殿様もかごで通られたそうです。続いて、殿様がかごに乗って床波の住吉神社に向かったという道をたどりました。椋梨権左衛門が常盤池に続き当時塩田があった床波を開作した工夫の跡を見ながら歩きました。

宇部市政100周年を記念して作られた本土手の上の案内板

道をたどることは、歴史やそこに生きた人の営みや信仰に触れる面白さがあります。高校生と一緒に、宇部の歴史を学び、たくさんのお宝を発見したウォーキングでした。

【UBESHI HISTORYの過去の記事】

第1回:令和3年5月2日投稿(西岐波編)はこちら

第2回:令和3年5月10日投稿(宇部空港バラ園編)はこちら

第3回:令和3年6月9日投稿(本土手編)はこちら

第4回:令和3年10月22日投稿(ときわ公園編)はこちら

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