彫刻『風のささやき』(UBEビエンナーレ実物制作作品紹介展:おんだの人特別編)

平山悟さん(宇部市則貞在住)の作品が、2022年秋に彫刻の丘を彩ります

恩田地区在住の作家 平山 悟さんの作品が、第29回UBEビエンナーレの実物制作指定作品に選ばれ、その展示会がときわ湖水ホールで開かれます。2022年秋にUBEビエンナーレ彫刻の丘を彩る野外彫刻の10分の1サイズの模型作品15点が展示されます。

日時:4月28日(木)~6月19日(日)10時~16時 *火曜日休館(5月3日【火・祝】は開館)

場所:アートギャラリー

平山悟さんの紹介

風に揺れる絵本のような彫刻をめざしたい/武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業/一級建築士事務所 アトリエ エス・エイチ主宰/UBEビエンナーレ第26回、27回 模型入選

作品コンセプト

昨今、太陽の過酷さや風の猛威について報じられることが多くなってきた。これも地球温暖化の影響らしい…。そんな時だからこそ、陽の温もりや風の心地良さを想起させるようなものが作れたらと思う。作品のモチーフは、陽だまりで仲良く風に揺れる草穂たち。草穂が陽を受けてキラキラと風に揺れる様は、風のささやきに草穂たちが楽し気に微笑む姿をイメージしている。

鑑賞者のみなさんへ

遠くから見ると、風に揺れているのか何やらキラキラとしたこの作品。256のステンレス製の「草の穂を模したピース」で出来ています。近寄って観てみると、そのピースは鏡の様になっていたり、模様が付いていたり、中には絵が描かれているものもあります。これらの絵は、風や太陽をテーマに、ときわ公園の動植物をモチーフにして描いたものです。他にも、色とりどりのガラスがはめ込まれたものがあります。そのガラスをよく観ると、小さな花や動物のシルエットが入っています。ペリカンや白鳥、テナガザル…ときわ公園の動物たちがみつかりましたか?

↓wind whisper(風のささやき)

↓Coming on the wind ときわ公園にはアサギマダラという蝶が数千キロの彼方から風に乗ってやって来ます

↓Good morning sunshine ときわ動物園のワオキツネザルは早朝に腹部を太陽に向けて日光浴をします

PAGE TOP