🖌広島県熊野町自治会連合会から視察研修(恩田地域づくり協議会)

両町がより良い地域活動を目指して

日時:令和5年12月13日(水)13:00~15:30

場所:恩田ふれあいセンター

参加者:広島県熊野町自治会連合会宇部市恩田地域づくり協議会、熊野町職員、宇部市職員 等

この度の熊野町視察団の目的は、『地域づくりに関する恩田地域づくり協議会活動について、各種団体が取り組む地域活動の事例を伺い、課題や今後の目標等を意見交換することで、今後の熊野町自治会活動の参考にしたい』とのことです。恩田地域づくり協議会のメンバーも、熊野町の各課題に対して積極的に検討に参加し、また自己を振り返る良い機会にもなり、今後のより良い地域活動運営の参考にすることができました。

*広島県熊野町は、”筆の都”として有名な町です。

1.開始前(記念撮影)

中央前左:三村裕史熊野町長 中央前右:篠﨑圭二宇部市長 

2.挨拶

進行:氏原 秀城 選任理事(恩田地域づくり協議会)

〇恩田地域づくり協議会会長 真宅 宣昭氏

『ようこそ、宇部市恩田地域づくり協議会へ!バイクのツーリングで、トンネルを抜けた所にある熊野町のセブンイレブンでよく休憩していました。』

〇宇部市長 篠﨑 圭二氏

『大学在学中に、熊野町在住の教授の送迎や熊野町のバッティングセンターに通っていました。』

〇熊野町自治会連合会長 栗原 君子氏

『研修を通じて、熊野町での自治会活動に活かす何かを持って帰りたい。』

〇熊野町長 三村 裕史氏

『私と篠﨑市長は、中四国の会合で席が隣り合わせでした。再会を嬉しく思います。』

3.熊野町自治会連合会から概要説明

熊野町自治会連合会会計の佛圓さんは、恩田地域づくり協議会のホームページをご覧になって、恩田地区は活発に活動していると評価してくださり、栗原会長に報告され、今回の視察研修のきっかけとなりました。素晴らしいパワーポイント資料が熊野町から事前に送られてきて、こちらも質問に回答する資料を作成することで、これまでの自分たちの活動経緯を整理するよい機会となりました。

4.恩田地域づくり協議会から概要説明

↓真宅宣昭会長から、宇部市の歴史、恩田地区及び恩田地域づくり協議会の現状等の説明がスタートしました。

↓竹光俊晴副会長から、恩田地区の地域計画を説明しました。私たちが目指す恩田は、住んでみたい、住みやすい、住んでよかった恩田です。これを実現するために、「安全な恩田、安心な恩田、明るく元気な恩田、美しく心豊かな恩田」と、地域計画を4つの目標に分け定期的に見直しています。

↓大谷定弘副会長から、課題と今後の取り組みを説明しました。①青少年の健全育成の強化、②防災意識の向上、③健康づくりの推進、④地域コミュニティの強化、⑤地域人材の発掘の5つです。

↓石川悦子副会長から、次代の担い手育成の取り組みを説明しました。

5.両町の意見交換会

熊野町自治会連合会からの質問に対し、恩田地域づくり協議会の各メンバー、宇部市職員及び熊野町職員が積極的に意見交換を行い、課題の共有や前向きな提案が行われました。

【検討課題】行政と協力した町作りについて/役員、後継者、人材育成等について/新しい世帯の自治会加入について/財源の確保について

・熊野町自治会連合会は、14地区で構成される大きな組織です。一方、宇部市24地区の一つ「恩田」に恩田地域づくり協議会があり、恩田地区自治会連合会を含む運営団体が集まり共同で各種行事を運営しています。今回の視察では、単位の14地区がそれぞれで盛り上げていくか、熊野町自治会連合会として横のつながりを強化していくのか、少し混乱させてしまったかもしれません。

・初めにご質問のあった財源に関しては、自治会を通して地区から集めた会費や宇部市の助成金についてお答えしました。

・休憩中にお配りした恩田だよりをじっくりと読んでくださり、栗原熊野町自治会連合会会長から地域の広報誌は誰が作るのか等の質問があり、ホームページや広報紙など情報発信が大変参考になったとの好評をいただきました。恩田だよりは毎月締切りまでにたくさんの行事をまとめる作業をしているので、とても嬉しいです。

・自治会加入率の低さについての悩みは同じで、アパートに住んだ人(自治会未加入)が一戸建てを建てた際は不動産屋さんを巻き込んで自治会への加入を促す必要性や、転入の際の役所での説明にも期待をしていることを役所の職員に伝えました。

・後継者の担い手については、石川副会長(恩田地区)が小学校を核として各行事に活躍の場を作り、人材育成をしていることを説明しました。また時間の関係で触れられませんでしたが、飯田選任理事(恩田地域づくり協議会)は中学生から高校生のジュニアリーダーの育成をしており、子ども会の行事の運営に参画させています。地域の行事にも活躍の場を広げ、そのうちの2人が青年リーダーに成長しました。20歳を迎え立派な大人となり、地域に残ってくれることがなにより嬉しいです。

↓宇部市 石川 綾子次長から、共創のまちづくりについての説明がありました。「地域活動の日」の質問については、宇部市が令和5年度に制定しており、ここ恩田での5月31日(水)のオープニングイベントの内容や、各団体の会議や活動を水曜日に調整したり、地域活動に参画しやすい環境づくりを市内事業所にも協力を求めながら進めているとの回答がありました。

6.閉会の挨拶

↓恩田地区自治会連合会会長 竹光 俊晴氏

↓熊野町自治会連合会副会長 友岡 幹生氏

7.余談

↓山口茶業さんの小野茶せんべい、小野茶ひとくちチョコレート、小野茶でおもてなしをさせていただきました。

↓宇部のパンフレットを紹介しました。また、俳優の中尾明慶さん出演「旅色」未来を彫刻するまち山口県宇部市のアートJourneyは、こちらから。

↓熊野町自治会連合会より、「KUMAやき」をお土産にいただきました。

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