📒福祉委員・民生児童委員合同研修会(地区社会福祉協議会)
ご近所の見守り・支え合いが地域を守ります
日時:令和6年7月6日(土)10:00~11:00
場所:恩田ふれあいセンター2階会議室
参加者 福祉委員(自治会長)22人 民生・児童委員24人 (兼任3人)合計43人
進行:武田館長
□末田社会福祉協議会会長 挨拶「恩田地区は自治会長さんが福祉委員を兼任されています。自治会の方から相談があった時は”知らない”ではなく、民生委員さん、恩田ふれあいセンター等へ連絡して困っている方に手を差し伸べてあげて下さい。」
□福祉委員委嘱状の交付(新任福祉委員代表 4ー3区 末永利彦さん)
□宇部市社会福祉協議会 地域福祉課 山田芳徳氏
本日の研修のポイント
演習①【気づく】演習②【つながる】更に演習③【つなげる】演習④【見守る】
講座に使用したテキスト【動画】は、赤い羽根共同募金により、コロナ禍で地域の孤立に気づき、つながり合い、見守り合える人材の養成研修の為に開発されました。監修・講師 福島喜代子(ルーテル学院大学 総合人間学部教授)
テキストに沿って、3つの事例で、声かけの特徴、望ましい声かけについて学びました。望ましい声かけ ①傾聴 ②共感 ③非審判的態度(どのような価値観も受けとめる) ④ねぎらい ⑤気遣い うっかりしていませんか? ⑥早すぎるアドバイス(情報提供を含む)の提供 ⑦価値観の押し付け ⑧教示(こうするべきだ) ⑨説得 ⑩決めつけ(このような状態であるに違いない)
↓講義後に質問する民生委員の西山さん「関係機関につなげるといっても、個人の情報を言ってもよいのですか?」
山田氏「命に関わる緊急時を除いて、ご本人から了解を得てください。」
どんなとき専門職につなげたほうがいいでしょうか?
1)日常生活の支え合いを超えて、支援が必要と思われるとき
2)声のかけあいレベルの助け合いを超えて、支援が必要と思われるとき
3) 命が心配なとき
4)人の安全(暴力等による被害)が心配なとき
□講座終了後に福祉委員代表として本日の学びの講評 竹光自治会連合会会長
「気づく人をふやして関係機関につなげることが大切」
□関係機関
南部高齢者総合相談センター 藤田明子さん「昨年度も命を救う事例が実際に何回かございました。これからも地域の方と一緒になって見守る、安心して暮らせるまちづくりのお手伝いをしていきます。」
健康増進課 保健師 村川さん「新任の保健師の村川です。宜しくお願い致します。」
□終わりの挨拶 山根民生児童委員協議会会長「民生委員と福祉委員が丸い輪を大切にしていきながら、福祉の機関に繋げて今後も仲良く活動していきたい。」ご近所の様子が、あれおかしいな!と気づくポイントを説明されました。
参加者感想 ・多くの福祉委員の方に参加していただけると民児協と連携が密になると思いました。(民生委員) ・動画がとても分かり易かった。事例を沢山教えていただきたかった。宇部市は個人情報を厳しくされていてやりにくい面があります。(民生委員) |
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