平成26年1月7日 更新


平成26年新年互礼会挨拶全文



新年あいさつ

                                           平成26年1月1日
                                        コミュニティ推進協議会

「だれもが安心して暮らせる、住みやすい、住んでみたい恩田」を目指して

新年あけましておめでとうございます。

 校区の皆様には、お健やかに平成26年の新年をお迎えになられたことと心からお慶び申し上げますと共に平素よりお寄せいただいておりますご支援とご協力に対し、心から厚くお礼申し上げます。

 昨年は、「笑顔で元気なあいさつ運動」(自治連)が新たに始動し、また、子どもの見守り活動(見守りネット)、独居老人の訪問活動(交通、婦人)、お楽しみ昼食会(社協)、赤ちゃん訪問やひよこランドの開催(母推、民協)等々、安全で安心して暮らせる地域づくりに校区をあげて、取り組んでまいりました。 また、ふれあい冬まつり、夏まつり、文化祭等、コミュニティ加入団体の連携を図りながら、住んでいてよかったと思って頂ける、思い出に残る行事の開催にも取り組んでまいりました。

 今年は、日本経済の景気も回復する兆しとの明るい報道がされていますが、4月には消費税率の3%引き上げが決定しており、コミュニティ活動にもすくなからずの影響が心配されます。
また、校区を取り巻く環境に目を転じますと、75歳以上の人口は概ね3%のスピードで年々増加し、逆に子どもの人口は概ね3%のスピードで年々減少しています。少子高齢という時代の波は、わたしたち恩田校区にも、着実に押し寄せており、これまでの活動では十分とはいえない状況になることは必至と考えております。
 特に、高齢化についていえば、内閣府の試算によると、今後高齢者は右肩上がりに増え続け、団塊の世代が65歳以上となる平成27年には全国で3,395万人にのぼると推定されています。
 また、平成23年の「高齢社会対策会議」報告書のなかで、働き方や社会参加、地域におけるコミュニティや生活環境の在り方、高齢期に向けた備え等について、これまでの「人生65年時代」から、「人生90年時代」を前提としたものへ転換し、全世代が参画した、豊かな人生を享受できる超高齢社会の実現を目指す必要があるとし、これには、何よりも尊厳ある自立と支え合いが重要であるということが示されております。

 このように、将来を見据えると、校区を取り巻く環境は決してよいものとはおもえませんが、住民が連携し、心豊かな住みよい社会を創る地域コミュニティの役割の重要性が今後一層増していくものと考えます。

 わたしたちは、これまでこの地域の礎を築いた先人を敬い、そして、未来をつくる子どもたちの健やかな成長を願い、世代を越えて、だれもが安心して暮らせる、住みやすい、住んでみたい恩田を目指して、全力を尽くす所存でございます。

どうか皆様には、今後とも校区に対するより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

本年が皆さんにとって幸多い年でありますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

平成26年 元旦
                                    恩田校区コミュニティ推進協議会
                                      会 長  竹 内 俊 文